「最後の踏ん張りの2週間」を台無しにした安倍首相
5月末までとしていた緊急事態宣言ですが、残り2週間というところで「39県緊急事態宣言解除」が決定されました。
そして、このニュースは日本中の人々の緊張感を一気に弛緩させてしまったようです。
みんな今月いっぱいは我慢と心を決めていたのに、「残された地域も1週間後にもう一度判断する」などと言われれば、東京でさえ浮き足立つのは致し方ないことです。
「何事も最後の踏ん張りが大切」、私が人生で学んできたことのひとつです。
そうしないと、それまでの苦労が台無しになることがあるからです。
大学はお坊ちゃん学校へ、政治家にはおじいちゃんやお父さんの庇護のもと、安倍首相は、これまでの人生で苦労などしたことがないのでしょう。
雨上がりの朝です。
庭のアマガエルが元気に鳴いています。
テラスの屋根の下で雨を逃れた鉢植えのバラが咲いています。
クリーム地に筆で描いたように朱オレンジをさした「かれん(№34)」、次女が結婚を決め、麻布十番のワンルームマンションを引き払う時に、近くの花屋で見つけた「ブライダルピンク(№35)、そしてもう一つ「オレンジハニー(№36)」です。
我が家の南側の公園、そのさらに南側に住宅地の中にわずかに残った田んぼがあります。
そこに水が入ると、春から初夏にかけてのバラの季節はいったん終了となります。
あじさいの花芽も見え始め、いよいよ梅雨入りのニュースも聞かれるでしょう。
梅雨入りとともに新型コロナウイルスも治まってくれるといいのですが。