8年もやって「志半ば」

北方領土が今にも返還」され、「拉致被害者は明日にも帰国」できる。

そして、辞任前の最後のスピーチが「来年半ばに全国民にワクチン」です。

毎回、所信表明の度に新しい標語を掲げ、結局実現できたのは「金融緩和と称して税金をじゃぶじゃぶ株につぎ込み、株高を演出」し、「超高額な防衛装備品をアメリカから言い値で買いこみ、トランプ大統領と仲良しになった」だけ。

残された遺産は、「財政赤字」と未解明の「森・加計・桜事件」と「秋元議員のIR汚職・河合議員夫妻の買収事件」など。

取り敢えず、「ああ終わってよかった」「野放図な奥さまの顔を見ずに済む」とほっとしています。

旅行会社からのDM

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4月以来バッタリと途絶えてしまった旅行会社からのDM,今朝久しぶりに届きました。

まだそんな気分にはなれないのですが、「GoToトラベル」がどのように反映されているか興味があり、開けて見ました。

ツアーの行き先に大きな変化はなく、お定まりの三密対策が加わっただけ、私を安心させてくれるようなアイデアは見当たりませんでした。

ただ、政府の補助金のおかげで料金だけは格安、Bランクホテルへの宿泊がSランクに格上げになる感じです。

ところが、どのツアーにも「東京都在住者は対象外」の注意書きがあり、承知していたくせに腹が立ちます。

とはいうものの、この時期お定まりの「マスクに手指の消毒」「三密対策」だけで、安いからといって旅行を楽しめるはずもなく、すぐにDMはお払い箱です。

やはり政府は「GoToトラベル」より「ウイルス対策」、「インセンティブ」より「安全安心」におカネを使うべきでしょう。

 

夕立の後の散歩道に月見草が咲いていました。

当面は、小さい秋を見つけることを楽しむしかないでしょう。

ジャコウアゲハのチェーン飼育

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梅雨明け宣言以来、連日の猛暑です。

いつもの夏ならば、どこかの山で森林浴を楽しみ、温泉で汗を流しているはずなのに、今年は自宅で自粛生活です。

別に悪いことをしたわけでもないのに。

 

体力を維持するため、取り敢えず朝の散歩は欠かさずに続けていますが、散歩道は夏草に覆われ、見るべき花もなし、ただただセミの声が暑さをいや増しにするばかり。

帰ってくると全身汗まみれ、その勢いで鉢植えのバラの水遣りを済ませば、もう屋外の仕事はお終いです。

 

この自粛生活に変化を与えてくれているのは、ジャコウアゲハの飼育です。

孫たちの夏休みの自由研究の助けにでもなればと始めたものですが、意外にも妻が興味を持ち、自粛生活の無聊を紛らわせてくれています。

このジャコウアゲハの幼虫は極端な偏食で、「ウマノスズクサ」しか食べません。

おまけに、この草はごく限られたところにしか自生せず、確保するのが大変、ようやく見つけたウマノスズクサには既に卵が産み付けられており、採ってくるとまた新たな飼育が始まるのです。

まさに、「チェーンスモーカー」ならぬ「チェーン飼育」、でも妻は飽きずに面倒をみています。

すでに29羽が巣立ち、ただいま11個の蛹と9匹の幼虫、まだまだ続きそうです。

 

立秋を過ぎると、時には夕立もあり、散歩道の夏草にも花がつき始めました。

今は仙人草が大繁殖し、植栽の上を覆うように真っ白い花を咲かせています。

暑さとともにウイルスも治まることを願っています。

GoTo 感染

各地に災いをもたらせた今年の梅雨、東京でもようやく梅雨明け宣言が出されました。

その間、新型コロナウイルスの勢いは衰えることを知らず、政府の「GoTo感染」策の支援を受けて、優等生だった岩手や医療体制の脆弱な沖縄までも巻き込み、もうどこにも安全なところはありません。

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長梅雨と新型コロナウイルスに閉じ込められたこの間、私たち夫婦の愉しみは、子供たち家族の来訪とジャコウアゲハの飼育。

でも、ジャコウアゲハの幼虫たちも、次々と美しい蝶になって飛び立ちます。

画像の左は雌、右は雄です。

嬉しいことなのに、一抹の寂しさを感じるのは、自宅に閉じ込められているせいでしょうか。

 

安倍政権は、再びアベノマスクの追加配布という愚挙があらわになり、またしても中止に追い込まれ、安倍さん本人も意地になってつけていた「アベノマスク」を止め、「ベツノマスク」をつけ始めるというお笑です。

しれでも、経済優先の姿勢は変えず、緊急事態宣言は封印し、PCR検査の拡大には断固として抵抗するという有様です。

不幸なことです。

 

 

 

20日ぶりの太陽

晴耕雨読の生活も、19日も雨降りが続くと、いささかうんざりです

とは言え、20日振りの晴れの日だからといって、取り立ててやることのないのが新型コロナウイルス下の日常です。

荒れてきた庭の手入れをして、好きなものを食べて、これではコロナ太りは必然です。

ああ旅行に行きたい、緑の野山を歩きたい、温泉でゆっくりしたい、普段とは違ったものを食べたい。

でも、夏休みが終わるまでは、若い人たちに譲って、大人しくしていましょう。

そう長くもない残りの人生、コロナに喰われてはばかばかしい。

 

GoToトラブル

東京の新型コロナウイルス感染者数が日ごとに増えて、まさに第二波の訪れを示しています。

だというのに、経済優先の政府は、「GoToトラベル」キャンペーンを前倒しして実施だそうです。

連休に、夏休みに間に合うようにということです。

地方の観光地のメジャーな顧客は関東や関西の都市部の人たち、どんなに気を付けてもWithコロナとなるのは避けられないでしょう。

政府はそれでもやる。

やらないと経済がさらに落ち込み、コロナで死亡する人数以上に経済的に行き詰まり自殺する人がでるとの理屈です。

おそらく経済最優先の安倍政権には、コロナで死ぬのは年金で生活している高齢者、経済的に行き詰って自殺するのは現役の人たちだという、明確な計算があるのでしょう。

実際に儲かるのは旅行を企画する大手旅行会社だけ、コロナを持ち込まれて苦労するのは地方の観光旅館や地元の人たちとなるでしょう。

まさに、「GoToトラブル」、そんなことは安倍さんの取り巻き連中はわかってやっているはずです。

まあ神様はそれほど馬鹿ではありません。

また急遽中止になるか、政権の中の賢明な連中が謀反を起こすか、何かが起きるでしょう。

 

 

自由研究2 オオクワガタ

我が家のゆずの樹に産み付けられたアゲハチョウの卵が自由研究の始まりでした。

小さな小さな黄色い卵、それが一カ月ほどで綺麗な蝶になって飛び立って行く過程は、まさに孫たちに読んであげた「はらぺこあおむし」そのものでした。

虫嫌いの妻でさえ、子供たちが小学生だった時に同じ様な観察をしたことを思いだし、気持ちまで若返ったようでした。

そんな時に、散歩道で見つけたのが真っ黒い体に白い一本線の入ったジャコウアゲハの幼虫でした。

以来、真黒な幼虫が金色の蛹になり、それがまた真黒なジャコウアゲハに変身する様子に感動し、今も飼い続けています。

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そんな時に、オオクワガタの飼育を趣味にしている次女の旦那から、一つがい飼ってみないかという誘いがあり、飼育セットとともにいただきました。

オスは全長7センチという大物、虫屋さんで買うと4,5万円するという触れ込みです。

飼い始め10日ほど、オオクワガタはほとんどの時間木屑の中に隠れており、朝起きて見ると餌の蜜を食べた形跡があるという状態。

姿を見るのは飼育セットの掃除をして、餌を取り換えるときだけ、可愛げがありません。

蝶々と違って成長はゆっくり、一年かけて産卵から成虫まで、育てていくようです。