自由研究2 オオクワガタ

我が家のゆずの樹に産み付けられたアゲハチョウの卵が自由研究の始まりでした。

小さな小さな黄色い卵、それが一カ月ほどで綺麗な蝶になって飛び立って行く過程は、まさに孫たちに読んであげた「はらぺこあおむし」そのものでした。

虫嫌いの妻でさえ、子供たちが小学生だった時に同じ様な観察をしたことを思いだし、気持ちまで若返ったようでした。

そんな時に、散歩道で見つけたのが真っ黒い体に白い一本線の入ったジャコウアゲハの幼虫でした。

以来、真黒な幼虫が金色の蛹になり、それがまた真黒なジャコウアゲハに変身する様子に感動し、今も飼い続けています。

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そんな時に、オオクワガタの飼育を趣味にしている次女の旦那から、一つがい飼ってみないかという誘いがあり、飼育セットとともにいただきました。

オスは全長7センチという大物、虫屋さんで買うと4,5万円するという触れ込みです。

飼い始め10日ほど、オオクワガタはほとんどの時間木屑の中に隠れており、朝起きて見ると餌の蜜を食べた形跡があるという状態。

姿を見るのは飼育セットの掃除をして、餌を取り換えるときだけ、可愛げがありません。

蝶々と違って成長はゆっくり、一年かけて産卵から成虫まで、育てていくようです。