二番手はピンクの「ハトヤバラ」

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ピンクの「ハトヤバラ」が咲きました。

姉妹種の「ナニワバラ」と並んで、毎年トップランナーをつとめる野生種のバラです。

バラをやっていると、いつの間にかたくさんの方が見に来てくれるようになります。

その中には同じ愛好家も多く、自然とバラの育て方や病虫害の駆除の仕方など、お話をするようになります。

そうなると、バラの栽培もまた一種のコレクター、競争心が刺激され、つい新しい品種や他人の持っていない品種が欲しくなり、いつの間にか、狭い庭がバラで一杯になります。

 

我が家の庭が限界を迎えたのはバラの数が77種100本に至った時です。

そんなときに見つけたのが「ハトヤバラ」、この名の由来は、苗木の栽培が盛んだった埼玉県の鳩ケ谷の地名から来ています。

そしてそこが妻の生まれたところ、これを最後のバラにと即購入したものです。

 

それから10年余、最初に植えたつるバラは二階のベランダを越え背丈5メートルほどになり、その樹の下にはたくさんの鉢植えが並んでいます。

もはや剪定は高所作業となり、サイズが大きくなった鉢植えの土替えは重労働、もう若くはない夫婦二人の手に負えなくなってきています。

ただ、バラも高齢化し、寿命を終えるものもあり、今では五十数種70本ほどとなりましたが。