あじさいにはカタツムリ、田んぼにはカエル
お隣の田んぼに水が引かれ、代掻きが始まりました。
そうなれば、夜になるとカエルの大合唱です。
新潟県の旧高田市に生まれた私は、農家の出ではありませんが、田んぼのある景色が大好きです。
都心から30分の郊外の街に終の棲家を定めたのは、まだ里山の景色が残っていたからかもしれません。
お隣に大きな農家が二軒、一軒はブルーベリーの観光農園、もう一軒は2000坪ほどの田んぼで自家用と地元小学校の給食用のお米を作っています。
いながらにして早苗作りから田植、稲刈りまで見ることが出来、これで季節の移り変わりを実感できます。
でも、もう残っているのはこの二軒だけ、ちょうど私の世代が農業の最後の担い手、何かあれば、あっというまにこじゃれた建売住宅が並ぶことのなります。
人口減少、少子化社会だというのに、不思議でなりません。