バラの虫取りが暇つぶし

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人生でもっとも退屈な日々が過ぎていきます。

リタイヤ後続けてきた経営コンサルタントの仕事も、大学講師を定年になった75歳で店じまいして、今は妻とのゆったりとした生活でした。

そんな生活にアクセントを与えてくれていた子供たち家族との行き来も自由にならず、四季折々に楽しんできた旅行も中断したままです。おまけに、余った時間を埋めてくれた読書さえ、近くの本屋さんは休業となり、図書館さえもがが休館です。

残されたものは、バラのお世話と散歩ですが、ステイアットホームというお題目で散歩さえも遠慮がちとなります。

それでも、藤の花が咲いているのを見つけ嬉しくなりました。

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そんなことで、今では「バラのお世話」が唯一の愉しみです。

ただ、少し温かくなってくると、姿を見せるのがバラを蝕む虫たち、先ずは一番厄介なのがアブラムシ、花が咲き始めたらもう薬剤散布はしたくなく、テッシュペーパー片手に指先で取っていきます。それでも、いつの間にか指先が黄色くなります。

そして、今朝現れたのは、つぼみの茎をかじり萎れさせるバラゾウムシと、若い茎に卵を産み付け、大量の青虫を発生させるチュウレンジバチです。

ただ取っていても面白くなく、これらの悪者には一匹100円の賞金を出して妻にも参戦してもらいます。

これは馬鹿にならず、コツを覚えた今では、月3,4千円になるのです。

まあ、子供じみた暇つぶしです。

今朝の開花は「ハマナス(№5)」です。