ステイホームの生活
冬ごもりから抜けだして、そろそろ旅行にとお思っていた矢先のことです。
対人接触80%削減の生活が始まりました。
年寄り夫婦にとっての外への扉は、子供たち家族との行き来と旅行、それに日々の気分転換にもなるショッピングと外食です。
その扉を閉めると、間違いなく対人接触80%削減は実現できます。
それでは空いた時間をどう過ごすか。
妻はというと、家事洗濯炊事という作業は残り、それなりに忙しくしていますが、それが楽しいはずはありません。
私はというと、バラのお世話という愉しみはありますが、開花までの大変な作業はほぼ終わり、あとは病害虫に侵されないよう見回るだけ、忙しい時期ではありません。
もう一つは本屋さん巡りと読書、でも既に本棚には数千冊の本が詰まり、その処分に悩んでいるのですから、今ではほとんどが図書館頼りです。
その図書館さえ、いままではインターネットで予約して借りだすことができたのに、今や完全閉館です。
二週間に10冊のペースで借りてきたものが、もはや手元の未読書は4冊のみ、底をついて居ます。
それでは本屋さんにと思った時には、行きつけの本屋さんが、デパートの休館の道ずれになり、途方にくれて居ます。
我が家の課題は、夫婦ともにボケないで健康に過ごすこととなりました。