ウマノスズクサを求めて

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ジャコウアゲハの幼虫、青虫ではなく胸に一本白線が入った黒虫です。

留まっていた草、後で調べてみてウマノスズクサであることが分かったのですが、これが大問題です。

我が家の「はらぺこくろむし」、食欲は驚くほど旺盛、一緒に採ってきたウマノスズクサは、瞬く間に食べ尽くしてしまいました。

ところがこの草、どこに出も生えているものではないのです。

最初に見つけたのは我が家から30分以上離れた多摩川の土手、毎回そこで取りにいくのはやっかいです。

それからの散歩は、まさにウマノスズクサ探し、ようやく近くの浅川の土手で見つけました。

それも、たくさん生えているわけではありません。

だからこそ、ジャコウアゲハは稀少種として珍しがられるのです。

毒のあるこの草しか食べないなんて、コアラのユーカリ、パンダの竹同様、究極の偏食です。

採取したウマノスズクサ、家に帰って調べていると、なんと卵が数粒産み付けられているではありませんか。

どうも、この自由研究、妻とともにはまりそうです。